保存と活用~梅の話

松竹梅の話は当館2階の部屋の名前で掲載したことがありました。昔の人たちは、医療や情報技術が発達していなかった時代、縁起を担ぐことを大切にする文化が、現代より多くあったのではないかと思うのです

 

祖父の残した庭に、竹と松の木の横に「梅」の木があります。この梅は毎年5月~6月頃になると、たくさんの実をつけます。空き家になってから今年で16年、毎年、熟しては地面に落ち、実は土となり種だけ残り落ち葉ととともに掃除されていたのです

 

今年6月中旬に梅狩りをすることを思いつきました。ボランティアスタフッさんにもお手伝い頂き、約7キロの梅を収穫することができました。もう少し早い時期から収穫していたら倍くらい採れていたかもしれません

 

収穫から月日がたち11月のある日、この「梅シロップ」を頂きました。スタッフさんのご家族が、瓶詰した梅と氷砂糖を丹精込めて毎日攪拌して作られ、そのうちの一部をおっそわけ頂いた逸品です。「梅シロップ」と水や炭酸で1対4の割合でジュースを作ります。ほのかな酸味と甘さでスッキリとした飲み味、絶妙な美味しさです。

 

長きに渡り活かされることの無かった「梅」も、またこれを植えた亡き祖父もきっと喜んでいるだろうと「梅シロップ」割りを飲むたびに思うのです。「梅シロップ」を作ってくださったこと感謝申し上げます。これも保存と活用ではないかと

 

来年は梅狩りボランティアを募集しようかと思っています。お手伝い頂いた方には差し上げますので、よろしければぜひご参加ください