保存と活用~郵便の話

近年、年賀状じまいという話題をよく聞きます。メールやSNSのツールがある現代ですから活用しない手はないですし、それぞれの自由だと思います。私は年賀状を送ること続けて行こうと思っています

 

今年、長年の懸案だった屋根裏物置の物を降ろし「工場の間」へ移設することができました。移設作業にご協力くださった関係者の皆様に感謝しかないです

 

「郵便の話」を続けます、当建物は大正14年(1925)~昭和38年(1963)の38年間、住居兼初狩郵便局として使用された時代がありました。昭和38年には初狩駅前に新庁舎が完成し郵便局の機能が移設されました。先々代当主の祖父は大正11年(1922)~昭和46年(1971)の間、初狩郵便局長を勤め、使用してきたであろう備品など屋根裏に保管していた物が今回、色々出てきたのです。約70年は眠っていた物たちです

 

これらは当館1階「工場の間」の一部を利用して「郵便歴史館」と名付けた場所に、郵便物仕分け棚や机など適切なメンテナンスをして展示していきます。これも保存と活用ではないかと。郵便の歴史遺産を見学にぜひお越しください

 

この年末、当時の郵便物仕分け棚に私が作成した年賀状を並べてみました。初狩郵便局は昭和58年まで集配業務を担っていましたので、往時の郵便局風景、きっとこんな風に年末年始は仕分け作業をしていたのではないかと思うのです。そして当敷地内に立つ、こちらは現役の丸形ポストに年賀状を投函しました。令和8年元旦には皆様のもとに届いているはずです

丸形ポスト(昭和37年吉村製)

屋根裏から郵便物仕分け棚

物置を整理(2025.8月)

机など仮置き(2025.9月)

二階の屋根裏物置(~2025.11月)

屋根裏物置から移設作業(2025.12月)

「郵便歴史館」(2025.12月)

屋根裏から切手等収納棚

「郵便歴史館」と「工場の間」